Report  2018



11/10 白岡市合唱連盟コンサート・ゲスト出演
10/21 ゆうき合唱フェスティバル2018 第28回手づくりコンサート
10/6 彩の国男声コーラスフェスティバル2018
9/2 男声合唱団コール・グランツ創立30周年記念コンサート
6/9 第63回埼玉県合唱祭
3/11 イリス合唱祭




11/10 白岡市合唱連盟コンサート・ゲスト出演
    
(白岡市コミュニティセンターホール)

 42回白岡市文化祭・合唱連盟コンサートにゲスト出演しました。

        
    (白岡市合唱連盟会長・中田武志さん)

 久喜市のお隣り、白岡市合唱連盟からゲスト出演のお声がけをいただいたとき、その当日はたまたま正指揮者、副指揮者共に都合が付かないことが判明しました。そこで、白羽の矢を立てさせていただいたのが、男声あんさんぶる「ポパイ」の行木友一さんでした。いつもヴォイストレーナーをお願いしていますし、グランツとも馴染みです。ふたつ返事でOKということで、直前2回の練習で本番に臨みました。

   

        

 白岡市合唱祭に出演するのは今回が初めてです。グランツのバリトン・横山岩雄さんを通じて、白岡市合唱連盟会長の中田武志さんから要請をお受けました。横山さんは白岡市のメンネルコールありの実のメンバーでもあります。

  

            

 懇親会はグランツとありの実との合同、会場に近い大きなカラオケスナックを貸し切りで行いました。カラオケと男声合唱で盛り上がったことはいうまでもありません。

     
   
            

 






10/21 ゆうき合唱フェスティバル2018 第28回手づくりコンサート
         (結城市民文化センターアクロス大ホール)


      

 16団体が参加した合唱フェスティバルに出演しました。グランツ指揮者・笠井利昭さん自身が指揮する合唱団は、男声合唱団コール・グランツ、あんさんぶるまゆ、つむぎの里ゆうき男声合唱団、つむぎの里ゆうき混声合唱団、ゆうきエコー女声合唱団の5団体もありまいsた。また、全体合唱の指揮もしましたので大変お忙しい一日でした。



 グランツ創立30周年記念コンサートに賛助出演していただいた女声合唱団コール・シャンティも出演していました。



 このフェスティバルは例年11月頃に開催していましたが、今年は10月開催と1ケ月前倒しとなり、今後もこの予定で開催されるようです。

      
 
筑西ペア―合唱団↑の子どもたちは、アニメ映画『ネコの恩返し』より「風になる」と「ビューティフル・ネーム」を楽しい振り付けで披露し会場から暖かい拍手を受けていました。

   






10/6 彩の国男声コーラスフェスティバル2018

 この男声合唱大会は名称を変えながらも紆余曲折を経て、今年で通算29回目を迎えました。関東における男声合唱大会の歴史的なことは こちら をご覧ください。コール・グランツは1990年に川口市で行われた第1回目より連続出演しています。
 会場は、秩父ミューズパーク音楽堂&野外ステージでした。埼玉はじめ、東京、神奈川、茨城、千葉から計23団体380人が出場しました。今回は山脇卓也氏による合同合唱として、昨年亡くなられた作曲家多田武彦氏を偲んで、組曲『柳河風俗詩』より「柳河」、組曲『雨』より「」の2曲を彩の国フェスティバル男声合唱団2018が演奏しました。

   

                      

 コール・グランツは、「あなたの笑顔を心の中に」(田中カレン作詩・作曲)、男声合唱による10のメルヘン「愛する歌」より「誰かがちいさなベルをおす」(やなせたかし作詩・木下牧子作曲)を、ピアノ安田弘子、指揮笠井利昭で演奏しました。
 詳しいことは 
こちら にレビューしました。







9/2 男声合唱団コール・グランツ創立30周年記念コンサート

 コール・グランツは198811月、鎌田弘子先生により立ち上げられました。その後、転勤などでメンバーはずいぶん入れ替わりましたが、現在は17名が在籍して歌い継いでいます。
 今回は女声合唱団コール♪シャンティに賛助出演をお願いし、混声も歌うステージとなりました。

   ◦ 201892日(日)
   ◦ 久喜市栗橋文化会館イリスホール

 ホール入口に設置した立て看板は、グランツOBで書家の津田哲行さんにお願いしました。看板左上のエンブレムは、すべて手作り、版画の要領で版を作り、朱色を塗って写し取っています。実物は幅30㎝、縦17㎝の力作です。この元になったエンブレムは、26年前に私(加藤良一)がマッキントッシュのパソコンで作成したもので、通常のフォントをやや崩して手づくり風に仕立てたものです。

     


♠ 
1ステージ: 男声合唱団コール・グランツ
  多田武彦追悼演奏

 ・三好達治作詩・多田武彦作曲 男声合唱組曲『わがふるき日のうた』

 2ステージ: 男声合唱団コール・グランツ
 ・信長貴富編曲 男声合唱とピアノのための組曲『時代』より

 3ステージ: 女声合唱団コール♪シャンティ
 ・やなせたかし作詞・木下牧子作曲 女声・同声合唱による10のメルヘン『愛する歌』より
 ・工藤直子作詞・木下牧子作曲 女声合唱曲集『光と風をつれて』より

 4ステージ: 混声合唱団シャンティ&グランツ
  東日本大震災の復興を願って
  ◦ 日本中に歌声を「歌おうNIPPON」プロジェクトより


            

 コンサートの詳しい内容はプログラム ↓ をご参照下さい。

              





6/9 第63回埼玉県合唱祭

 今年の埼玉県合唱祭は6/26/17までの5日間開催です。出演団体総数246、最も多い日は6/1057団体、朝10時から夜の8時半頃までの長丁場です。コール・グランツは6/93部、さいたま市文化センター大ホールに出演しました。
   
 今年の新しい試みとして、合唱団がお互いに評価しあう「いいねカード」というものが採用されました。各団5枚のカードを渡され、あらかじめ記載された合唱団のステージについて感想をそれぞれ書きます。講師の講評だけでなく一般の合唱人からの感想もありがたいものです。グランツは、アカペラとピアノ付きの2曲を演奏しました。「時代」は3月のイリス合唱祭でも演奏しましたが、一段と深みが増している(?)のではないでしょうか。

◦三好達治作詩/多田武彦作曲 男声合唱組曲「わがふるき日のうた」より 「木兔」(みみずく)
◦中島みゆき作詞・作曲/信長貴富編曲 男声合唱とピアノのための「時代」より 「時代」

       
 グランツの演奏に対して次のようなひと言をいただきました。

 
 講師からは「(目をつむっていると)若者の声、素晴らしい! しみじみ歌い上げた「時代」、この曲をみなさんに歌われると胸がいっぱいになります

 最後の全体合唱「大地讃頌」、ステージにいるのは埼玉県立松山女子高校
120人を超す大編成でした。

      

 次なるステージに向け大いなる反省を…

   






3/11 イリス合唱祭

 2018311日(日)  栗橋文化会館イリスホール
 今回、コール・グランツは信長貴富編曲男声合唱とピアノのための『時代』から、さだまさしの「無縁坂」と小田和正の「生まれ来る子供たちのために」の2曲を、さらに女声合唱団コールシャンティとの混声ステージで「リフレイン」と「群青」を演奏しました。

 群青」は、福島県南相馬市立小高(おだか)中学校 平成24年度卒業生の残した言葉を小田美樹教諭がまとめた歌詞からできています。この中学校は福島県の浜通りと呼ばれる地区にあり、東日本大震災で破壊された福島第一原発から半径20km圏内に入るため未だに避難生活を強いられています。
 イリス合唱祭はまさに3.11その日でした。私たちは大震災からの復興を願ってぜひとも「群青」を歌いたいと企画しました。そして、たまたまとはいえ、ちょうど「群青」を歌っていた時間に、あの午後246分を迎えました。偶然ではありますが、とても印象に残った演奏となりました。
 あれからもう7年の月日が経ち、大災害の記憶にも少しずつ風化の影が見え始めています。災害は忘れた頃にやってくるといいます。なんとしても風化だけはさせたくありません。

  

 楽譜に寄せた小田教諭のあいさつ文「群青の子ら」にはつぎのような思いが書かれています。

 平成24年度の卒業生は東日本大震災当時の1年生でした。106名いた学年の生徒のうち2名が震災時の津波の犠牲となり、97名がその後の原発事故による避難のため、北は北海道、南は長崎まで散り散りとなりました。422日にやっと市内の中学校を間借りして学校を再開したときには、学年の生徒はたったの7名となっていました。
 ある日、誰がどこにいるのかを確かめながら仲間の顔写真を大きな日本地図に貼り付けていると、生徒たちは口々に「遠いね」「どうやったら行けるの?」「でも、この地図の上の空はつながっているね」などの気持ちを述べました。その日から、「群青」の詩の核となる生徒たちの日々のつぶやきを綴る毎日が始まりました。
 「群青の子ら」は「群青の町」で再び集う日を思い描き今日もどこかで同じ空を見上げて頑張っているはずです。そして、そう思い続けることが私がここで今日を生きる力ともなっています。いつかあの美しい小高で「群青の子ら」と再会できる日を信じています。

   

                

  

 この合唱祭は、栗橋文化会館の自主事業として開催されています。参加団体の一つ女声合唱団コーラスG-クレフは、奇しくもコール・グランツと同じく今年30周年を迎えました。また久喜混声合唱団のピアニスト安田弘子さんはグランツでもお願いしており、掛け持ちして頂いてます。男声合唱団ひろ・コラリアーずは、元グランツの指揮者でおられた鎌田弘子先生が指導されており、今年で6年目になります。

 合唱祭の最後は、会場の聴衆の皆さんと共に、「花は咲く」を歌ってお開きとなりました。


      



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